市では、移住を検討している人へ、市の暮らしを体験していただくために、宿泊費や交通費の一部を補助する「移住お試し滞在補助金」、無料で利用できる「移住お試し住宅」の短期滞在支援事業を行っています。
今回では、この事業を活用して東京都から移住された小川裕介(おがわゆうすけ)さんを紹介します。
ー移住のきっかけは?
いずれは東京を離れ、地方で暮らしたいと妻と話をしていました。フリーライターとして独立したことで、本格的に移住を検討するようになり、新潟県や宮城県など複数の候補地の中から、暮らしやすさと人との出会いが決め手となり、十和田市に移住することにしました。
ー移住の決め手になったことを教えてください。
十和田市は日用品の買い物などは不便ないですし、街の規模がちょうどいいですね。街並みが美しく、トワーレや図書館などの公共施設も一人一人が使えるスペースが広く、無料Wi-fiも整備されていて、贅沢な環境です。東京と比較して商業施設の数などは確かに少ないですが、私たち夫婦が求める暮らしやすさがありました。
また、移住前は十和田市での暮らしや人に溶け込めるか心配でしたが、商店街のオープンスペース14-54やその他の店舗などに足を運び、地域の人や先輩移住者と交流する機会を持てたことで、安心感が生まれました。
ー「移住お試し滞在補助金」「移住お試し住宅」を活用した感想は?
移住を検討するには、まず候補地へ行ってみることが必要ですが、交通費や宿泊費が結構かかるので躊躇するものです。「移住お試し滞在補助金」や「移住お試し住宅」を活用し、滞在中にスーパーを巡ったり、賃貸物件を探したり、先輩移住者の話を聞いたりして、まちのことを深く知ることで、移住後の暮らしをイメージできました。
ー移住して大きく変わったことは?
妻と2人で出かける機会が増えましたね。温泉に行ったり、近隣の市町村にも出かけたりしています。東京は人が多いので出かける機会は決して多くなかったのですが、十和田市に来てからは、以前よりはアクティブになった気がします。
ー今後の目標と市民へのメッセージをお願いします。
色々な人との出会いを大切にし、妻と共に楽しく暮らしていきたいです。移住者として、十和田市や青森県を情報発信し、たくさんの人に知ってもらう活動ができればと考えています。ライターとしては、イベントや企業様の取材記事作成、各種PRなどのお手伝いができます。十和田市の皆さまのお役に立てれば嬉しいです。
ープロフィールー
1986年生まれ、東京都町田市出身。出版業界などを経て2016年、フリーライターとして独立。
翌17年に妻とともに都内から十和田市へ移住。
ツイッター : https://twitter.com/yusuke_ogawa06
E-Mail : yusuke.ogawa06@gmail.com
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