奥入瀬渓流館内では苔玉（モスボール）専門店、星野リゾート奥入瀬渓流ホテル内では奥入瀬ひょうたんランプの展示販売・製作体験を行っています。代表である起田高志さん（Uターン）が考案した「奥入瀬ひょうたんランプ」は、奥入瀬に生育している「苔のデザイン」をモチーフに「小さな奥入瀬」を表現したものです。これらの制作体験教室は、奥入瀬ならではの人気のプログラムとなっています。

十和田市の中心に位置する14-54（イチヨンゴーヨン）は、「街に開かれた場所」をコンセプトに、移住者のアレックスとマイケルが2016年に共同設立した株式会社Queen&Co.、十和田市現代美術館などが共同運営する参加型のオープンスペースです。現美ライブラリーやイベントスペース、そしてコワーキングスペースで構成されており、誰もが気軽に立ち寄ることのできる、居心地のよい場所を目指しています。

グラフィックデザイナーの吉田進さん（Ｉターン）と、ライターの千枝子さん（Ｕターン）の創作ユニット。青森県内の個人事業、企業、行政のデザインを幅広く制作。ロゴマーク開発、ネーミング開発、企画・編集、展示やイベントのプロデュース、ワークショップなど多岐にわたり活躍しています。（iFデザイン賞、グッドデザイン賞など多数受賞）

有機栽培農家でありレストランオーナーシェフである羽沢友佐さん（Ｉターン）が経営している、商店街に並ぶイタリアンレストランです。カフェオルタで提供されるお料理に使われるのは、羽沢さんが自身の畑で育てた自慢の有機野菜たち。地元住民や十和田市現代美術館を訪れる観光客など、多くの人でにぎわう人気のレストランです。

美しい田園風景に囲まれた赤伏（あかぶし）地域では、坂本雅利さん（Ｕターン）、淑子さん（Ｉターン）が主催する音楽会が年に２、３回開催され、地域の人たちを中心に、約150人が集まり、声楽や弾き語りなどを楽しむ交流の場となっています。その名も「牛小屋音楽会」。もともとは牛小屋だったものを、コンサートホールにリフォームしたことに由来しています。

商店街にある、お茶や陶器を販売する老舗店でありながら、「第二の美術館」と言われている有名なスポットです。お店の中には、アート作品の展示室があり、十和田市現代美術館と連動した展示を行っています。また、店主の松本柳太郎さんと、イラストレーターの安斉将さん（Ｉターン）が主催する「シャベリ場屋台」が月に一回行われ、地元民と移住者がゆるくつながる開かれた交流の場となっています。